最終工程の重みを改めて感じた日

本を作るときに必要となる情報があります。

仕様、大きさ、ページ数、紙質、部数など
最低でもこれらの情報を得ておかないと
すぐ製作にかかるというわけにはいきません。
間違いがあってはいけないのですよ。

製本はほぼ最終工程になるので、ここで間違うと
以前の工程すべてが無駄になってしまうのです。
逆に考えると、ここで前工程の不具合を発見できれば
ダメージを少なくできるとも言えます。
私たちはお客様からお預かりしたものを加工するわけですから
大切に扱い、緊張感をもって製作しています。

お客様によっては一生に一度の本づくりになるかもしれません。
「作ってよかった」といわれるような本づくりをしていきたいと思います。