上製本づくりはマニアックな作業の連続
新潟本部 デジタル部門では、毎日スタッフが1冊1冊丁寧に本を仕上げています。
製本といっても様々な仕様の本がありますが、特に上製本は完成までの工程が多いため、手作業も多くなりがちです。
上製本の場合、表紙原稿を印刷したものに糊付けをし、目印に合わせてボード芯を置き、ボード芯を表紙原稿で巻き込むようにして 表紙を作ります。(表紙原稿でなく、表紙クロスの場合もありますね)
ボード芯を表紙原稿でくるむ際、四隅に紙が重なる部分が出てきます。その部分がきれいに仕上がるように、1カ所ずつ手で折り込みを行っていきます。
1冊2冊ならいいですが、100冊200冊ともなると、これだけでも気が遠くなるような作業です…(遠い目)
紙の重なり部分を丁寧に処理することで膨らみが抑えられ、本文を貼ったときにきれいに仕上がります。
本が完成するときにはほとんど隠れてしまう部分ですが、こんな細かいところにも職人の魂が込められているのです…(遠い目)
上製本を手にしたときには、ちょっと気にして見てみてくださいね^^
入船製本工房では、製本のご相談を随時受け付けております。「できるのかな?どうかな?」というアイディアも、ぜひ一度ご相談ください。
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